お彼岸は春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として、前後3日間、合計7日間をお彼岸の期間とされています。お彼岸は、自然やご先祖様に感謝を捧げる仏教の伝統行事です。ただし、お彼岸にお墓参りに行くのは日本独自の文化です。
2020年春彼岸入り 3月17日(火)
中日(春分の日) 3月20日(金)
2020年春彼岸明け 3月23日(月)
春分の日とは、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ためのもの。「国民の祝日に関する法律」より
2020年秋彼岸入り 9月19日(土)
中日(秋分の日) 9月22日(火)
2020年秋彼岸明け 9月25日(金)
秋分の日とは、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」ためのもの。「国民の祝日に関する法律」より
春になると桜やチューリップなどたくさんの花々が色鮮やかに咲き始めます。春に咲く花と言えば「牡丹(ぼたん)」があります。この牡丹を見て、あずきの粒を牡丹に見立てたのが「ぼたんもち」「ぼたもち」になったと言われています。
一方で秋のお彼岸の時期には秋の七草のひとつ「萩(はぎ)」の花があります。萩の花があずきの粒と似ていることから「萩もち」から丁寧に「おはぎ」という呼び方になったと言われています。
つまり、春に食べるものが「ぼたもち」、秋に食べるものが「おはぎ」というわけです。
「おはぎ」と「ぼたもち」に大きな違いがあるわけではありませんが、地域やお店、風習によって違いがあるようです。こしあんを使ったものを「ぼたもち」と言い、つぶあんの餡子やきな粉をまぶしたものを「おはぎ」と呼ぶところもあります。
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