業種別、開業の花贈りに迷ったら！
開店・開業祝いの花でも贈る業種によっては好ましいものとそうでない場合とあります。どんな花を贈ったらいいか迷われている場合は、当店でよく贈られている品物を業種別にまとめてみましたので参考にしてください。
業種
飲食店・スナック
飲食店への開業祝いの花はスタンド花が多いです。店舗入り口に並んだ花はとにかく目立つことで集客効果にもつながります。店舗が小さ目でお店の外に花を並べることが難しい場合でも、カウンターの上に置ける背の低い横広がりな生花アレンジメントや、店内の角のデッドスペースに置ける装飾花など、ある程度形を自由にオーダーできる生花アレンジメントも人気です。また大分県での御祝い花に贈る胡蝶蘭は比較的白い胡蝶蘭が多く並ぶことがあります。色のついた胡蝶蘭や生花を贈ることによって逆に贈り主の存在をアピールすることができます。
病院・クリニック
病院やクリニックでは香りの出るような生花よりも胡蝶蘭や観葉植物が人気です。鉢物を贈ることで「地域に根付くように」とのげん担ぎもあります。受付カウンターや待合室向けにと色味のあるプリザーブドフラワーを贈られる方もいます。広い駐車場や交通量の多い立地では通行人に開院をアピールするためのスタンド花があっても全然おかしくはありません。
美容室・整体・サロン
美容室やサロンでは店舗の雰囲気やオーナーの趣味や個性を大事にされる方が多いので、「癒し」の効果がある観葉植物が多く贈られています。受付カウンターや鏡の前に置いたり、パーテーションとしての利用もできます。スタンド花や生花アレンジメントも逆に形に残さない配慮をする場合には有効です。胡蝶蘭は大輪系の白いものよりも花の輪が小さめの色のついたものがよくでています。
事務所・士業
オフィスや事務所では観葉植物が重宝されています。無機質な事務所もグリーンの存在ひとつで目の保養になります。あまり管理をしなくても日持ちする胡蝶蘭も受付や来賓室では重宝します。生花の場合は大きなものを贈ると花の香りが室内に充満することがあります。しかし色味のついたものがあるほうが元気に明るい気持ちにさせてくれますので、日ごろのお付き合いや手土産としてご自身で持っていかれる場合は小さ目の生花アレンジメントがいいかもしれません。
商業施設内テナント・レジャー施設
幅広い世代や家族連れなどで賑わう場所ですので、どのお店も自分たちの特徴を知ってもらい店頭で足を止めてもらう必要があります。スタンド花ですと色を指定したり、バルーンを装飾したり、立札に芸能人の名前を記入したりすることでディスプレイ広告として利用できます。とにかくたくさんの種類の花が並ぶことでエンターテイメント性を高め、幅広い支持層からの集客効果に繋げることができます。
就任祝い・当選祝い・褒章
社長就任祝いや当選祝い、褒章の花は、開店・開業祝いの花のように「場所」に贈るのではなく「個人」宛てに贈る花です。圧倒的に胡蝶蘭が多いですが、あまり白い胡蝶蘭ばかり頂いても…、ということで、受け取る側から白い胡蝶蘭以外で、とか、観葉植物がいい、とか、アレンジメントがいい、とか言われることもあるそうです。贈るのが少し出遅れた場合は逆にアピールするチャンスだと捉えて先方に何がいいかを伺うのもいいかもしれません。
過去には花の受け取りを辞退される会社もありましたので、企業間での花贈りはサプライズで贈ることはおすすめできません。
